修理事例 #3 オメガ ジュネーブ ヴィンテージ オーバーホール
こんにちは。いぎみん代理です。
40度近い日(昨日は40度記録)が続いていますが、人間にとっても時計にとっても
過酷な気候ですね。
汗をかいたり、突然のゲリラ豪雨で濡れてしまった場合は、柔らかいクロスで拭き取ってあげてくださいね。
さて今回は、福岡県のN様よりお預かり致しました、
オメガ ジュネーブ スクエア 機械式 ヴィンテージモデル
形見のお時計ということでメンテナンスご依頼いただきました。
お預かり時、リューズが空回りし、巻上が出来ない状態。
またガラス傷が多く、交換ご希望。
ケースは傷とメッキ剥げ、錆びも出ている状況でした。
内装は経年による汚れや油切れが見受けられましたので、
分解して洗浄と、再注油をしております。
マキシンが折れていたため、リューズ操作不可となっておりました。
今回、マキシンを交換致しました。
ガラスは新規作成をし、ケースはメッキ処理をしています。
ヴィンテージの傷やメッキ劣化なども、味わいがございますが、
やはり綺麗になると生まれ変わったように見えます。
古いお時計の場合、部品がなく修理が出来ないと、お断りされることも多々あるかと思います。
当店も、他店様で修理不可だったというご相談を沢山いただきます。
もちろん状態にもよりますが、大抵の機械式時計は修理が可能です。
またガラスや風防は汎用ガラスをお探ししたり、探せない場合は、新規作成も可能。
ケースはポリッシュ仕上げやメッキ仕上げなどもお受けできます。
交換部品は全てご返却いたします。
ヴィンテージのお時計は修理保証6カ月をお付けいたします。
(現行品は1年保証です)
気になるお時計やご質問などがございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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