ロレックス・オメガ 文字盤リダン(再生)のビフォーアフター  

こんにちは、いぎみん代理です。

もうすぐ3月ですが、まだまだ寒い毎日ですね。

花粉の飛散も始まりました。皆さんもどうぞご自愛くださいませ。


今回は「リダン」についてです。

腕時計好きの方はご存知の方も多いとは思いますが、

私もこの仕事をするまでは、こんな修理があるなんて全く知りませんでした。


時計の文字盤(ダイヤルとも言いますが)、時計のお顔部分にあたります。

デザインや視認性において、もっとも重要視される部分じゃないでしょうか?

この文字盤ですが、湿気や経年劣化など、とても影響を受けやすいパーツとなります。

大切に使っているのに、知らず知らず、変色や塗料の剥げ、シミ、錆などなど

まぁ、人間のお顔と同じとお考え下さい。

高級化粧品やエステでカバーする事の出来ない、時計の文字盤には、

もっと効果的な秘技があります。

例えば、こんな感じです。


ロレックス オイスターパーペチュアル デイト レディース

モデル6517

60年近くの歴史があるヴィンテージモデルです。

文字盤の全体的に変色がみられる状態でした。(左のBefore画像)


リダン後のAfter画像の通り、新品のように綺麗に仕上がりました。



こちらはオメガのコンステレーションです。同様に60年くらい前の製造モデルです。

パイパンモデルという12角のデザインは、パイを焼くフライパンの形状が由来だそうです。

大変、貴重で独自性のあるモデルですね。


リダン前は錆と変色が出ている状況です。


こちらも、リダン後は綺麗に仕上がりました。


ラストはオメガのスピードマスター トリプルカレンダーモデル

1999年頃の製造ですね。

湿気が入ったようで、文字盤がかなり傷んでいます。

三つ目のサークルも錆が出てしまっていますね。



クロノフラフのリダンは手間が多いために、

シンプル文字盤に比べると少しお値段がかかりますが、

どうでしょう? この仕上がり!!

とっても綺麗ですよね😍



リダンというのは、元の文字盤の塗料やプリントを全て剥がし、

再塗装、インデックス取り付け直しをして、再生する修復修理の事を言います。


もちろん文字盤の部品があり、交換ができるものは、交換をしていただくのがベストです。

ですが、今回ご紹介のお時計のように、

ヴィンテージモデルなどはメーカーでも文字盤がない場合がございます。

そういった場合には、リダンをすることで、お時計が蘇ります✨


気になる方は、当店までお写真をお送りいただければ、

おおよそのお見積りも可能ですので、お気軽にお問合せくださいね!


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