ヴィンテージセイコーのラグに詰まったバネ棒の除去
こんにちは、いぎみん代理です。
バレンタインデーも終わり、近所の梅の木には花が咲き始めました。
春の足音が聞こえてきていますね。
さて、時計修理の現場では、日々、様々な修理が持ち込まれています。
お時計はセイコーのプレスマチック機械式のヴィンテージです。
1960年代の製造
独特なフォルムのケースで、シックな革ベルトと合わせると素敵でしょうね~
ということで、革ベルトを付けかえようとしたら、
バネ棒が途中でポキっと折れて、ラグ穴に詰まったまま
取れなくなってしまったようです。
さて、これをプロの技で除去します!
またまたこのドリル登場(右のピンセットとドライバーは大きさ比較用)
先端はこちらのカッターを使います。
極小サイズを使います。
ウィーン ウィーン
ドリルの回転速度を加減しながら(フットペダルで調整)、
少しずつラグの穴に当てがっていきます。
はい、無事に除去が出来ました!
これでベルト交換ができるようになりました😍
ヴィンテージのお時計などは、部品の劣化により、
今回のようにネジやピン、バネ棒が折れてしまうことが時々あります。
自分で何とかしようとして、穴を広げてしまったり
ケースに傷をつけてしまったり、
更に折れた部品が奥深く入ってしまったり, etc
修復不可となる最悪の事態も😱
無理せずに技術力のあるお店にご相談してくださいね!
当社はオーバーホールだけではなく、
このような外装修理も受付しております。
お気軽にご相談くださいね💪
時計修理のご依頼はこちらから
時計関連商品はこちらへ
ブログ村ランキングに参加しています。
今日もポチっと応援よろしくお願いします♪
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿